外耳道炎、外耳道真菌症【耳かきのし過ぎには注意】
こんばんは😌ザッキーです(*^_^*)
皆さんは、【耳かき】お好きですか?
私も耳かきは好きです(*ノωノ)
でも、医学的には「危険な行為」だというのです。
前職にて耳鼻科の看護助手をしていた私は、耳かきのし過ぎの危険性についてもよく知っています。気持ちいいんですけどね・・・
- 時間があればついつい耳かきをしてしまう
- 気持ちよくてついつい耳かきをしすぎちゃう
そんな症状をお持ちの方に向けて本日は記事を書いていきます(^^)/
【医療行為の表現などが含まれておりますので苦手な方はご注意ください】
耳かきはなぜ気持ちいのか
耳の中には快感を生じさせる迷走神経というものがはしっており、この迷走神経は耳かきをすればするほど快楽信号を脳へと送ります。
また耳の中というのは厄介なことに、かゆくなくても耳かきによって耳の内部をこすることでかゆみを伴うようになるのです。
耳かきをすることで「かゆみ成分」というものが発生し、それが原因で外耳道(耳の内部から鼓膜までの道筋)に湿疹ができてしまうそうなのです。
私の勤務していた病院のドクターは、外耳道炎の患者さんには毎回この話を親身になって話していました。
「外耳道炎の治療は1週間耳かきと綿棒を持たないことです」
というのがドクターの口癖でした。😌
耳かきは必要ない
そもそも耳垢というものは自浄作用があり、ある程度溜まると勝手に耳から出てしまうそうなのです。そして、耳垢にもタイプというものが人それぞれにあります。
乾燥タイプと、湿気タイプです。
中でも湿った耳垢の人が、耳かきを繰り返してしまうと耳垢を耳の奥の鼓膜が隠れてしまうほどぴっちりと詰め込んでしまい・・・
おまけにぴっちり耳垢が詰まった耳に水が入ってしまったりして
「急に耳が聞こえなくなりました!!!!」
なんて不安そうな顔で来院される患者様が多かったことも事実です。
どうしても耳垢が気になる方は耳鼻科を受診する方が安心&安全ですね(*^_^*)
しかし、耳が聞こえないという病気には
突発性難聴という怖い病気の場合もありますので注意が必要です。
【 ※補足ですが、突発性難聴になったかもしれない!と思った場合は時間を置かずに迷わず耳鼻科を受診してください。
突発性難聴には専用のお薬が処方され、弱ってしまった機能を回復させる手伝いをするのです。このお薬は「耳が聞こえないかもしれない」「耳が聞こえにくいかもしれない」と思ってから、なるべく早く投薬を開始した方が回復する可能性が高くなると。
もちろん、飲まなくても治ってしまう場合もあるそうなんですが、なるべく早い治療を必要とする病気です。自己判断せずに医師の指示に従ってくださいね。】
耳かきしすぎによって起こりえる症状
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外耳道炎
外耳道という耳から鼓膜にかけて道筋に炎症が起きてしまう症状です。
耳掃除の際に、耳の中に傷がついてしまい炎症が起きます。
耳に痛みがあったり、耳が熱を持つこともあります。
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外耳道湿疹
外耳道炎から、耳漏が発生し外耳道に湿疹ができてしまう症状です。
<治療法>
耳鼻科に行くと、かゆみ止めを塗布してくれたり応急処置をしてもらえますが自己判断で耳の中に軟膏を塗るのはとても危険な行為なのでやめてくださいね!
とにかく、耳の中を触らないことが一番の治療法です。
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外耳道真菌症
この病気になってしまうと、大変です。
耳の中にカビ!?と驚く方もいますが・・・
耳の中は【暗くて閉塞的な空間】のため、カビが生えてしまうことがあるのです(>_<)
一度生えてしまうと、カビは根をはるように生えますので
とっても痛いらしいのです・・・(>_<)
耳かきを繰り返ししていると耳漏(耳の中から浸出液が出る)が起こってしまい、ジメジメとしてカビにとって良い環境になってしまうのです。コワイ。
<治療法>
まず、可能な限り毎日耳鼻科を受診しお掃除をしてカビをきれいに除去します。
毎日掃除することで新しく増える前に掃除を繰り返し治療します。
投薬などは、かゆみを抑えるためのアレルギー薬などが処方されるかもしれませんが基本的に投薬は必要ないかと思います(^^)/
まとめ
- 耳かきはすればするほどかゆくなる
- そもそも耳かきは必要ない
- 耳かきしすぎで病気になることがある
- カビが生えたら通院が大変&痛い
いかがでしたか?(*ノωノ)
とっても気持ちいい耳かきですが、あんまり奥まで冒険することはせずにお掃除するなら手前を少し拭き掃除くらいにとどめておきましょうね😌
最後までお付き合いいただきありがとうございました🎵
💕THANKYOU for comming
a lot of LOVE💕ザッキーでした( *´艸`)